2020年度大地を守る第一次産業支援基金の活動と収支のご報告

Activity Report

2020年度大地を守る第一次産業支援基金の活動と収支のご報告

みなさんからご協力をいただきました「大地を守る第1次産業支援基金」の2020年度(2020/4/1~2021/3/31)の活動と収支を下記のとおりご報告いたします。
2020年度活動収支PDF

主な協賛団体の活動紹介

一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン

オーガニックフォーラムジャパンが主催する「オーガニックライフスタイルEXPO」展示会に協賛いたしました。オイシックス・ラ・大地のブースコーナーを設置し、PRいたしました。
オーガニックフォーラムジャパン



(株)マザーディクショナリー(景丘の家・こども食堂)

2017年より、子どもの食育サポートを目的とした「景丘の家・こども食堂」に大地を守る会の食材費用の協賛をしています。2020年は、下準備した食材を取りにきてもらい、子ども食堂のスタジオと家庭をオンラインでつなぎ、ご飯を作って交流を楽しみました。
景丘の家・こども食堂



(特非)全国有機農業推進協議会

有機農業推進団体の一つで、全国的推進の拠点の役割を目指すNPO法人。有機農業界の重鎮が主要メンバーとなり、オイシックス・ラ・大地は事務局の一端を務めています。有機農業の推進が自然と環境を守り食の安全に寄与することを広く社会に伝え、有機農業による全ての生き物が自然と共生する豊かな世界の実現を目的としています。
全国有機農業推進協議会
2020年度は、「みどりの食料システム戦略」の策定に向けて、説明会・意見交換会等を行い、農水省に政策提言を行いました。
また、関係省庁・地方自治体に対して、有機農業の推進活動を行ったり、「学校給食の有機化」をテーマとしたワーキングチームを設置し、国内各地の「地産地消と有機農業活性化」の成功事例研究を行い、提言を政策提言書に盛り込みました。

提携米研究会

1980年代の食管法時代に米の産直をめざして発足しました。有機農業生産者と消費者が連携したネットワークで、当時大地を守る会の生産者らが呼びかけ人となり中心的役割を果たしました。
主な活動は、米の食味確認会、産地確認会など、水田稲作についての情報収集や研究、農業、環境、食に関する調査や研究などで、大地を守る会の生産者が中心となって活動しています。

(特非)アトピッ子地球の子ネットワーク

子どもの食と健康に係わる重要なテーマに取り組む専門市民団体で、発足当初より支援を続けています。現在は、夏の子どもキャンプへ開催時に大地を守る会の食材を提供しています。2020年度は、「夏休み環境教育オンラインキャンプ2020」活動に対し支援いたしました。
NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク

(特非)IFOAMジャパン

主にIFOAMの会員となっている日本の会員団体から構成され、IFOAMで議論されている世界規模の有機農業活動を共有し、日本の各有機農業団体へ情報を発信しています。主な活動は、資料の翻訳、出版、イベントの実施などです。
IFOAMジャパン

IFOAM国際本部

IFOAMはInternational Federation of Organic Agriculture Movements の略称で、日本語では、国際有機農業運動連盟となります。世界100カ国以上の約800以上の団体がIFOAM に加盟しています。世界規模で有機農業を推進し、生態学的、社会的、そして経済的に健全なシステムの世界的な導入を目指しています。

(特非)100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター

Iターン・Jターン・Uターンなど、地方で暮らし生活することを希望する都市生活者や定年退職者などの人々のために、受け入れ体制や技術指導などの基盤を整備し、地域活性化と新たな価値観を創造するための活動し、全国で不足する、第一次産業の後継者、新規就農者などを応援しています。大地を守る会も設立に関わり、現在も事務局団体の一つです。

2020年度収支報告

2020年度活動収支PDF

幸い大きな生産者の被害もなかったため、みなさまからお預かりした支援金は、第一次産業を守り育てるため、共に活動している団体への協賛金として充当させていただきました。
ただ、いまだ、東日本大震災の余震とされる地震もあり、現地ではまだ復興と言い切れない現状が続いています。風水害を含めた自然災害にも予断が許せません。
オイシックス・ラ・大地は、引き続き、「生産者と消費者をつなぐ」という役割を担う団体であるとの思いをいっそう強くもち、被災地・被災者のために支援活動を行なってまいります。支援の形も進化させていきます。
今後も皆さんの温かいご協力を引き続きよろしくお願いいたします。

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