
代表取締役社長
髙島 宏平
これからの食卓、これからの畑。
2000年6月、Oisixは野菜20品目だけからのスタートでした。
その後、「作った人が自分の子供に食べさせることのできる食品のみをお届けする」というコンセプトのもと、全国の美味しくて安全な食品の発掘を行い、今では青果以外にも献立キット・肉・魚・日配品・惣菜・スイーツ・酒類など4000品目以上を取り扱うようになりました。立ち上げ直後は、私達に商品を売ってもらうよう農家さんを説得するのが大変でしたが、今ではOisix、大地を守る会、らでぃっしゅぼーやの3ブランドをあわせ、全国トップクラスの、約4000人の生産者さんと提携しています。
できないことの多い会社です。
私達は、できないことの多い会社です。
オイシックス・ラ・大地は、どんなに売上げ成長の余地があったとしても、「作った人が自分では食べられない食品」を販売して売上げを上げることはできません。
オイシックス・ラ・大地は、価値のある商品を全国から探し出して販売しているため、
よりリーズナブルな価格帯になる努力はしますが、価格競争に参入することはできません。
オイシックス・ラ・大地は、できるだけ鮮度の高い状態で青果物を召し上がって頂くために、在庫をほとんど持っていません。
この為、ご注文いただいてからすぐのお届けができません。私達は、できないことの多い会社なので、できることを全力でやってまいります。
食卓の笑顔を増やします。
私たちオイシックス・ラ・大地ができることは、お客様の目利きの代行人として、安全性や味の観点で全国からえりすぐった生産者が作った食品を、一番よい状態でお客様のご自宅にお届けすることです。
そして、お客様にご自宅で美味しく召し上がっていただくことによってご利用されるお客様の食卓での笑顔を増やすことです。
もっともっと多くのお客様に、さらに豊かで笑顔の多い食生活を送っていただけますよう、
全力で努力してまいります。
代表取締役社長 髙島 宏平

会長
藤田 和芳
つくった人の「顔が見える」ような食べ物をお届けしたい。
本来、食べ物は人間の身体をつくり、生命を維持させるエネルギー源となるべきものです。食べることによって人は健康になり、心も暖かくなります。オイシックス・ラ・大地は、つくる人と食べる人との関係が持続可能であるように、この食べ物をお客さまの玄関先までお届けする仕事をさせていただきます。
食べ物を購入していただくとき、価格は重要な判断材料です。できるだけ安く、できるだけリーズナブルな価格で提供されなければなりません。しかし、人によっては、安全性に価値を置いたり、美味しさ、新鮮さが大事という方もいらっしゃいます。オイシックス・ラ・大地は、お客さまのこうした多様な価値観に応えられる仕事をしたいと考えております。
できれば、つくった人の「顔が見える」ような関係で食べ物をお届けしたい。たとえば、北海道の生産者のジャガイモをお届けした場合でも、そのジャガイモには、北海道の気候や風土、つくった生産者の知恵や経験、人柄などがいっぱい詰まっていると思うのです。その奥行きの深さがジャガイモを美味しくさせている。こう考えると、そのジャガイモは単なるモノではなく、「文化のかたまり」のようなものです。オイシックス・ラ・大地は、食べ物を「文化」を伝えるようにお届けしたいと思います。
日本のオーガニック業界で17年の歴史を持つオイシックス株式会社と、42年の歴史を持つ株式会社大地を守る会、そして30年の歴史を持つらでぃっしゅぼーや株式会社が経営統合しました。三つのブランドが力を合わせ、経験と実績を活かしきれれば、日本のオーガニック業界を大きく飛躍させることも夢ではありません。
会長 藤田 和芳