レポート|食物アレルギーがあってもなくても楽しめるクリスマスランチ

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レポート|食物アレルギーがあってもなくても楽しめるクリスマスランチ

愛知県稲沢市にある「愛知文教女子短期大学」では、毎年、食物アレルギーのある子どもたちとその家族をご招待して、クリスマス料理をふるまうパーティ「みんないっしょのクリスマス」を開催しています。
卵や小麦など7大アレルゲン対応のメニューを考え作られた料理はすべて「愛知文教女子短期大学」と食材宅配ブランド「らでぃっしゅぼーや」のコラボレーションによってオリジナルで作られたもの。
愛知文教女子短期大学の食物栄養専攻の学生が、独自科目である「食物アレルギー演習」で15回にわたって理論と実践を叩き込まれ、メニューを考え実際に調理をします。

「これは食べてだいじょうぶ?」の会話がなく楽しめるランチ

たとえばクリスマスケーキの材料には乳・卵・小麦が使われているのが一般的ですが、食物アレルギーを持つ子どもたちはそのままでは食べられません。「これは食べてだいじょうぶ?」そんな会話をしなくてもよい、食物アレルギーを持っていても何も考えないでランチコースを楽しめるようにと、開かれるのが「みんないっしょのクリスマス」。2003年から始まって今年で19回目となりました。

今回はテイクアウト形式で開催

2020年に続き、2021年も会食ができない状況を考慮しテイクアウト形式にて実施しました。
フルコースのメニューを1品づつ真空パックにして、1セット4名様分を10セット販売しました。

学び実践した学生は650名を超える

毎年「みんないっしょのクリスマス」での実践を終えた翌週に栄養士実力認定試験を受験、そして春には社会に飛び立っていきます。

≪社会で活躍するパーティーを経験した卒業生たちの声≫
・職場で、乳アレルギー対応のドリアを作る場面があり、自分の知識と技術をもとに「豆腐ソースのドリア」を作って「すごい!」と周りのスタッフに言われました。
・大学で食物アレルギーを深く学び、集大成としての「みんないっしょのクリスマス」を経験したからこそ、自信を持って食物アレルギー対応ができる栄養士になれました。

これからも当社は「らでぃっしゅぼーや」を通して「みんないっしょのクリスマス」を応援して参ります。

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