4年ぶりに「夏休み自然エネルギー教室」を開催しました!

Activity Report

4年ぶりに「夏休み自然エネルギー教室」を開催しました!

これまで毎年、大地を守る・くらしからエネルギーを考える会(通称大エネ)イベントとして好評をいただいておりました夏休み自然エネルギー教室。新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため、2020年から開催を中止していましたが、やっと今年4年ぶりに開催できました。
このイベントは、大地を守る会消費者会員のお子さん(主に小学生)と保護者を対象に、身近な材料を使った簡単な工作により、自然エネルギーがどんな物なのかを体験によって学ぶための講座です。
今年は、授業を以下の3時間に分けて、アニメ動画で再生可能エネルギーについて学んだり、工作で風車とソーラーカーを作って風力発電と太陽光発電について学ぶ、という内容でした。

■1時間目:再生可能エネルギーをアニメ動画で学ぶ

10分程度のアニメ動画で「再生可能エネルギー」とは何か、どういったものかなどを学びます。お子さんは保護者の皆さんと一緒に真剣に動画に見入っていました。

■2時間目:風力発電機(風車)づくり

講師の先生から作り方を教わり、持参したペットボトルをハサミを使って丁寧に切り取っていき、風車の形にしていきます。
ペットボトルのカットの仕方やカーブの付け方がポイントになります。
また、ペットボトルの種類によって、炭酸飲料のボトルなどは硬くて重いので風を受けても風車が回りにくく、薄すぎると風車に角度をつけたりし辛いので、ちょうどよい薄さ軽さのペットボトルを持参いただきました。

 

みんな真剣そのものです。

 

風車に風を当ててみます。
風車がうまく回れば発電され、風車の後面にある赤い電球が光ります。さぁどうかな?

 

ちょっと写真がアレですが、完成形はこんな感じです。

■3時間目:ソーラーカーづくり

こちらもペットボトルに、KITに入っている小さな太陽光パネルを取り付け走らせます。

 

どちらかというとプラモデルのようになっていますので、プラモデル好きであれば、手順通りに組み立てられる・・・はず。

 

保護者の方も真剣に見つめます。

 

大人も真剣。

 

完成したら外の日なたで試走です。ちゃんと走るかなぁ?

 

 

 

子どもたちは動くものが好き。ソーラーカーを走らせるときの笑顔はどの子も表情が豊かです。
この笑顔にスタッフもホッと胸をなでおろすのです。来年もまたやりたいねって。
エネルギーはとても大事なもの。2023年は電気代も値上がりして、特に身近に感じる年となっていると思います。
大エネは原子力に頼らない未来社会を同じ思いを持った仲間と共に作りたいと願っています。
このイベントは小さなものですが、一人でも多くの子どもたちがほんの少しでもエネルギーの大切さ、地球環境の大切さを学んでもらえればうれしいですね。

スタッフは来年もやる気満々です。これをご覧になった方はぜひ来年のイベントへの参加をご検討くださいませ。

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