これであなたもコットン畑に行ったも同然!~草刈り編~

Activity Report

これであなたもコットン畑に行ったも同然!~草刈り編~

7/20(土)にパタゴニアや一般参加の方と一緒に、オーガニックコットン畑の草刈りに行ってきました!!
当日の様子をレポートします!

オーガニックコットンツアーとは?

この活動は、大地を守る会時代からアウトドアブランドのパタゴニアと一緒に行っている「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の一環です。
2011年、福島第一原発事故の影響により、当時農作物を作り続けることできなくなったいわきの農家が、農業を続けるためにオーガニックコットン作ることを決め、その活動を支援するために実際に両社の社員が現地に赴き、種の植え付け、草刈りそして収穫を通して福島の現状を知る。
そして震災復興の手助けを目的に活動しています。

バスの様子

7:15東京駅集合と時間が早かったにもかかわらず、遅刻者はゼロ。
てんぷら油を利用した、リボーンバスで出発です!
前回初めて作成して好評だった旅のしおりを今回さらにバージョンアップ!
バスへの乗車前に皆さんに配布してツアーへの理解を深めてもらいます。

永山さんの畑

時刻は10:30。いわき市内にある、永山さんの畑に到着です。
作業着に着替えてさあ作業開始!と号令ががかかったところで突然の豪雨で一時待機。雨はすぐに止んだので二手に分かれて作業開始です。

えっ⁉

本日の作業は、コットン畑廻りの雑草の草刈りですが、参加人数から考えてもさほど重労働にはならないだろうと私たちは甘く考えていました。
ところが私たちが全く知らないところで、草取りとは比較にならないほどの重労働を要する巨大で強大な「怪物」が私たちを待ち受けていたのです。

ミッション

それはポツンと1棟残されたビニールハウスの分解、撤去、移設作業。
ビニールを外した枠組みだけになっているハウスの支柱を外して分解、丘の上の仮置き場まで運ぶのが私たちに与えられたミッションでした。
地中1m位のところまでしっかり埋められた支柱はさらにそこでガッチリ金具で固定されています。
ハンマーで思い切り叩いた位では簡単に外れてくれません。最初は半分の人数で作業していましたが、全くらちがあかないため、途中から少し離れていたところで草取りをしていたメンバーも招集して全員でハウスに立ち向かう事に。

ようやく(*^^)v

ようやく外れた長~いアーチ状の支柱を手分けして丘の上の仮置き場まで運んでいきます。

お昼

お昼は地元のお弁当屋さんの手作り弁当を頂きます!
生産者の方から手作りのお味噌汁も大きな鍋一杯に入って届きました。具沢山なのが嬉しい!
作業の後のお昼ごはんの味は格別!
これで午後からもうひと頑張りできそう。

食後には、オーガニックコットンをつかった手ぬぐいやタオルなどの物販が!初めて参加の一般の方はどれを買うか迷っていました。

吉田さんの話

次の畑に向かいがてら、オーガニックコットンプロジェクトの運営を行う、栽培の中心を担っているNPO法人ザ・ピープルの吉田さんが、バスの中で熱い想いを述べてくれました。

午後の畑

午後からは仲野さんの畑に移動し作業は続きます。

午後からの草刈り作業も午前中の作業と同じようにまずは木の両脇に支柱をたてて、木が倒れないようにロープをはっていく事からはじめます。
次に木の根元に生えている雑草を除去する担当の人は、雑草を抜く際にあえて根を残すようにして、引き抜かずにはさみを使って一つ一つ切っていきます。
その理由は、雑草を引き抜いてしまうと、地中のコットンの木の根と雑草の根が絡み合っていて一緒に抜けてしまう事があるからだそうです。こんなところにも生産者のコットンに対する愛情と思いやりを感じることができました!

マルチ廻りの草取り

次の作業はマルチ廻りの草取りです。こちらはに鎌を使ってマルチを剥がさないように注意しながら大胆かつ慎重に進めていきます。

温泉、帰りのバス、夕食

たっぷり農作業をした後は、温泉に入ってさっぱり~~
湯本の温泉に入って汗や泥をきれいにおとしてさっぱりしてから帰宅です。

参加者の声

・本日は本当にありがとうござました。今回2回目の参加でしたが、とても楽しかったです。次回もよろしくお願い致します。
・途中雨が激しかったが、そこで吉田さんの話をより詳しく聞けたこと。人手がいるときにハウス解体など生産者の方の役に立てることができたのもよかった。
・暗転の中でも結構成長するんですね。マルチの穴の雑草ははさみで切る!優しい心遣い!
・CSR的な見地から企業がこのような企画をするのは素晴らしいこと。より多くの市民に福島の復興がまだ終わっていない事実を広めてください。

次回は、全3回の中でも、最も人気が高く、唯一綿花に直接手で触れる事のできる「収穫」をレポートします。
お楽しみに♪

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