これであなたもコットン畑に行ったも同然!~収穫編~

Activity Report

これであなたもコットン畑に行ったも同然!~収穫編~

2019/10/15(土)にパタゴニアや⼀般参加の⽅と⼀緒に、 オーガニックコットンの収穫に⾏ってきました!!
年間3回開催されるこのツアー。今回はいよいよオーガニックコットンの収穫です。
当日の様子をレポートします!

7/20に開催された草刈りの様子はこちら


オーガニックコットンツアーとは?

この活動は、大地を守る会時代からアウトドアブランドの「パタゴニア日本支社」と一緒に行っている「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の一環です。
2011年、福島第一原発事故の影響により、当時農作物を作り続けることできなくなった福島県いわき市の農家が、農業を続けるためにオーガニックコットン作ることを決め、
その活動を支援するために実際に両社の社員が現地に赴き、種の植え付け、草刈りそして収穫を通して福島の現状を知る。
そして震災復興の手助けを目的に活動しています。

出発は東京駅丸の内口から

オーガニックコットンツアーの朝は早く、朝7:15に東京駅丸の内口に集合です。
参加当日は快晴で、おてんとうさまも収穫の喜びを祝福してくれるようでした。
参加者はオイシックス・ラ・大地社員が11名、パタゴニア日本支社のスタッフが14名、一般参加者18名(うち大地を守る会の会員2名)の合計43名です。

当日は快晴で、おてんとうさまも収穫の喜びを祝福してくれるようでした。

天ぷらバスで出発!

移動はBDF(バイオディーゼルフューエル)という家庭用の廃油をリサイクルして動く「天ぷらバス」に乗って約3時間、福島県いわき市にあるオーガニックコットン畑まで向かいます。

寄り道は日本三大まんじゅうの「柏屋」さんで

福島県いわき湯本ICで高速を降りたところで、日本三大まんじゅうとして有名な「柏屋」さんでトイレ休憩を兼ねて立ち寄ります。
最近、カンブリア宮殿で紹介されるほどおいしいお饅頭屋さんです。

永山さんの「みいこ畑」に到着!

下道を30分ほど走り、いよいよオーガニックコットン畑に到着しました。
一件目の畑は永山さんの「みいこ畑」畑の名前の由来は永山さんの奥様の名前からだとか。
とっても愛妻家の永山さんです。

参加者へ脱帽して挨拶をするオーガニックコットン生産者の永山さん

オーガニックコットン畑

生い茂るオーガニックコットン畑からふわふわの「わた」を探します

「みいこ畑」

山あいの里山に位置する永山さんの「みいこ畑」

ふわふわのコットン発見!!

例年よりも早く訪れたため、なかなか実が割れているのを発見することができませんでしたが、かがんで下のほうを探してみるとついにオーガニックコットンの「わた」を発見することができました!

永山さん手作りの農家ごはんで収穫を祝う

作業の後はお待ちかねのお昼ごはん♪
今回は収穫祭という事で、すべての料理を永山さんがふるまってくれました。
特に美味しかったのが、永山さんが収穫したもち米と小豆を使った「赤飯」。
炊き立てで絶品でした。

今回収穫したコットンの総重量は30kg

永山さんに別れを告げ、午後は別の地域にある2つの畑で収穫をして、穫れたコットンは全部で30kg!!
過去参加したなかで1日で穫れた最高の収穫量でした。

「仲野さんの畑」

パタゴニア日本支社がオーナーとして支援している「仲野さんの畑」

「中之坪の畑」

社会人の方が週末に手入れしている「中之坪の畑」

ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの目標

ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの大きな目標の一つが、栽培しているオーガニックコットンを「固定種」とすることです。固定種とは同じ場所で10年間栽培を続けることで「いわき和綿」という地域特有の品種を名乗ることができるようになるそうです。

ふくしまオーガニックコットンプロジェクトは震災翌年の2012年にスタートしました。
固定種となるのは、3年後の2022年…。私達ダブルミッションメンバーも「いわき和綿」化を実現させるためにこれからもがんばります。

次回開催予告

オーガニックコットンツアーは年間3回開催しており、今後も継続していきます。

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