【TABLE FOR TWO】コロナ禍でも給食支援は続いています

Activity Report

【TABLE FOR TWO】コロナ禍でも給食支援は続いています

2008年より、お客さまのふだんのお買い物を通じて手軽に無理なく社会貢献できる取り組みとして行っている TABLE FOR TWO(以下TFT)の活動は、コロナウイルスパンデミックという未曽有の災害に見舞われながらも皆さまの愛あるお買いものに支えられ、途上国の子どもたちへの支援を続けています。

長引くコロナ禍での取り組み

2020年、アフリカでは休校が長く続きました。

TFTの支援先でも、2021年2月になってようやく学校が再開した地域もあります。
給食が再開できた地域では、感染対策をしながら、給食を食べてもらっています。
休校中の場合でも食材パックを各家庭に届けています。

TFTでは栄養のある給食を届けるだけではなく、食前の手洗いや食後の歯磨きなどの衛生指導も行い、子どもたちの健やかな成長を願ってサポートしています。

子どもたちが困っていること

コロナ禍により支援先の子どもが安心して生活できる環境が脅かされています。

①栄養失調
 コロナ前と比べて、栄養失調と判断された子どもの人数が1.5倍に増加した地域があります。

②教育の遅れ
 休校期間中に各国の政府は、テレビやラジオでの授業を展開しました。
 しかし、メディアを利用できるのは一部の家庭のみで、貧しい家庭は取り残されています。


③家庭の経済状況の悪化
 学校再開後に全生徒2200人中42人が中退した地域があります。
 両親の失業などにより家庭の経済状況が悪化し、学業に必要な教材を買えないという
 理由で学校を中退した子どもがコロナ前と比べて増えています。

大好きな学校に行けない辛い状況が続いている子どもたちがいます。

ポジティブな変化

厳しい状況が続きますが、子どもたちが安心して生活できるように、支援先の人々の行動がいい方向に変わってきています。

①衛生観念の向上
 TFTでは手洗い施設やポスターを公共施設や市場に設置する取り組みを行いました。
 その結果、人々の行動が少しずつ変わってきて、呼吸器系疾患や下痢症の減少に繋がりました。
 

②親・地域住民の意識変化
 直接的にも間接的にも多くの人がコロナ禍の影響を受けました。
 今までにない厳しい状況に直面し、野菜などを自分たちで育てたり、少額であっても貯金をすることで、予期しない事態に備えるように意識が変わってきました。

おうちごはんでTFTに参加いただけます

給食が一日で唯一満足に食べられる食事であるという子も多く、子どもたちにとって、給食は、大事な栄養源であり、未来への希望です。

支援先の全ての子どもたちが笑顔で学校に行けることを目指して、継続的に支援を続けていきます。


あなたの食事が、だれかの給食に。
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