2024年度大地を守る第一次産業支援基金の活動のご報告

Activity Report

2024年度大地を守る第一次産業支援基金の活動のご報告

みなさんからご協力をいただきました「大地を守る第一次産業支援基金」の2024年度(2024/4/1~2025/3/31)の活動と収支を下記のとおりご報告いたします。

2024年度活動収支PDF

能登半島地震支援報告

大地を守る会では、2024年1月~3月末まで、能登半島地震による被災者を支援する目的で寄付金の募集を行い、皆さまから1,763,000円の寄付金(大地を守る未来募金1口500円)をお寄せいただきました。

お寄せいただきましたご寄付は、被害にあわれた包丁研ぎサービスを行うふくべ鍛冶さん(石川県鳳珠郡能登町)や石川県を通じて被災された方々のほか、現地で支援活動を行う特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンや当社連結子会社の株式会社とくし丸が展開する「移動スーパーとくし丸」へお送りし、能登半島地震の被災者支援や長期的復興活動のために活用させていただきました。

皆さまからのたくさんの温かいご支援を誠にありがとうございました。

株式会社とくし丸の支援活動

震災直後より、石川県珠洲市や経済産業省と連携し、被害の大きい能登半島にて食品・衣料品など必要に応じた救援物資の無償配布を行いました。生鮮品の物品は少ないため、「生鮮品を食べられたのがお正月以来だったから嬉しい」というお声を沢山いただきました。
2024年2月からは、地元の販売パートナーによる移動販売も再開。被災地域の方々の「見守り活動」も実施し、食と暮らしのサポートを行いました。

日々の救援活動レポートについてはこちら

2024年9月の豪雨災害では、移動販売に使用している車2台が浸水ししばらく休業していましたが、とくし丸本部の代車を利用して11日ぶりに営業を再開。被害にあわれた方々の地域を訪問し、地域の暮らしを継続して支えています。

※株式会社とくし丸
約400品目、約1,200点もの食品や日用品を軽トラックで販売する移動スーパー事業を全国で展開しています。スーパーと提携し、都市部や過疎地を問わず約1,200台のとくし丸が稼働、約18万人のお客さまにサービスを提供(2024年12月末時点)。
週に2回程度販売員が訪問し、お客さま一人ひとりと会話し、商品や情報を丁寧にお届けしています。買い物という楽しみを提供していることから地域の方々も自然に集まり、地域交流も生まれます。また、販売を通じてお客さまの異変に気がつくことができ、自治体と連携して地域の見守り役となっています。

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンの支援活動

震災直後から現地で復旧・復興に向けた支援活動を行いました。現在も珠洲市に活動活動をおいて、現地に寄り添った支援を継続しています。

支援活動レポートについてはこちら

※写真提供:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

2024年度活動収支

2024年度活動収支PDF

皆様からの心よりのご支援、誠にありがとうございました。

各地各国で発生する台風や大雨、地震なども多く予断を許さない状況が続いています。また、生産者から「今までと違う天候に悩まされる」という声も多く聞きます。
オイシックス・ラ・大地は、今後も「日本の第一次産業を守り育てること」「人々の生命と健康を守ること」「持続可能な社会を創造すること」の目的のために基金を活用してまいります。
皆さんの温かいご協力を引き続きよろしくお願いいたします。

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