会員さん、生産者さんとともにつくる循環型社会家庭の生ごみを乾燥し、肥料にして畑へ「エコキッチン倶楽部」

Activity Report

会員さん、生産者さんとともにつくる循環型社会
家庭の生ごみを乾燥し、肥料にして畑へ
「エコキッチン倶楽部」

らでぃっしゅぼーやでは、2001年から生ゴミを循環させるシステム「エコキッチン倶楽部」の取り組みを行っています。これは、会員さんに購入していただいた専用の乾燥機で処理した生ゴミを回収し、有機肥料や堆肥に加工して契約生産者の畑に戻し、それによって栽培された農産物が再び会員さんの元に届くというシステムです。同年に施工された食品リサイクル法は事業系ゴミが対象です。

食品廃棄物の約半数を占めている家庭系ゴミを有効利用し生活者参加型のゴミ問題へのコミットメントを形にしています。野菜くずなど、キッチンから出る生ゴミは、重量の約8割が水分だともいわれています。腐敗して悪臭を放ったり、コバエが発生したりするだけではありません。ゴミの重量が水分によって増えることで運搬の際にゴミ収集車はガソリンをたくさん使います。

さらに、焼却炉では湿ったゴミを燃やすためにより多くの燃料が必要となります。生ゴミを乾燥させて畑に戻せば、CO2排出量も大きく削減できることになります。

作る人、届ける人、食べる人で実現した小さな循環型社会も持続可能な社会への一歩です。



有効利用されていない家庭系廃棄物


食品廃棄物の量は家庭と事業系とほぼ同じ量ですが、食品リサイクル法の取り締まりがある事業系廃棄物は肥料や燃料などへのリサイクルが進み、焼却や埋め立てなど最終処分量は334万トン。それに対し、家庭系廃棄物は776万トンが最終処分されています。



有効利用されていない家庭系廃棄物生ゴミを減量して生産者の畑に戻す 「エコキッチン倶楽部」のシステム





生ゴミ減量乾燥機パリパリキューブライト を購入して生ゴミを1/5に減量

「パリパリキューブ」という専用の生ゴミ乾燥機を購入。パリパリに乾燥させた生ゴミは、らでぃっしゅクルーが回収します。それを、有機肥料や堆肥に加工して、生産者の畑で使っていただきます。おいしい野菜が育つと、ふたたび会員さんの元へお届けします。
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