Activity Report

「DAFDAF基金」ミャンマー北部、有機農業実践農場支援報告
2024年9月に発生した台風11号がミャンマー北部を直撃し、DAFDAF基金の支援先であるシャン州の有機農業実践農場も大きな被害を受けました。

台風11号、ミャンマー北部に深刻な被害
昨年9月に発生した台風11号は、ミャンマー北部まで被害をもたらしました。DAFDAF基金の支援先であるシャン州の有機農業実践農場にも大きな被害をもたらし、鶏舎が破
壊され、多くの鶏が飛ばされて行方不明に。主な収入源の鶏と養魚池の魚で経営をつないできたところの被害でした。
12月、北タイを訪問する機会があったので、農場主のドナルドさんに国境を越えて来ていただき、DAFDAF基金から支援金57,633タイバーツ(約25万3,000円)を手渡しました。鶏舎や農場施設の修復に役立てていただく予定です。

深まる混乱の中でも、前を向いて
支援金で購入したブロックは施設の修復に使用されます。
ドナルドさんによると、クーデター以来、夜間外出禁止令、徴兵の強化、検問の増設などがあり、生活が厳しくなっているとのことでした。
DAFDAF基金は、海外の顔の見える農業支援を目的とした基金です。ミャンマーを自由に行き来できる日まで辛抱強く支援を続けていきたいと思います。

新しい鶏舎を建設中の様子
支援金で鶏舎の再建が始まりました。仲間とともに、暮らしを取り戻していきます。