食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下:当社)は、2026年4月3日(金)、新潟県と、県産農林水産物の販売促進およびスポーツ振興などを目的とした「包括連携協定」を締結しました。
本協定は、当社がこれまで新潟県において取り組んできた食およびスポーツ分野での活動を基盤に、両者の連携をさらに深化させるもので、「食」と「スポーツ」を連動させた取り組みにより地域活性化に貢献してまいります。新潟県が食品EC事業者と包括連携協定を締結するのは初めてです。
▲(左から)花角新潟県知事、当社代表 高島
当社はこれまでも、新潟県において食およびスポーツの両面から地域活性化に取り組んできました。
食の領域においては、2017年以降、NPO法人越後妻有里山協働機構が運営する「大地の芸術祭の里」と、当社が運営する食品宅配サービスで、商品やダンボールなど多数のコラボレーションを実施してきました。さらに2024年12月には「新潟フードテックタウン構想」を掲げ、新潟県を世界有数のフードテックタウンとして成長させることを目的としたプロジェクトを進めています。
スポーツ領域では、2024年より、日本野球機構(NPB)イースタン・リーグに参加する「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(以下:アルビレックスBC)」のメインスポンサーとして、運営企業の経営にも参画しています。「“日本一おいしい”球団、“日本一選手が育つ”球団」を掲げ、本拠地である新潟県立野球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)での企画展開などを通じ、「”ふるさとのプロ野球”による地方創生」の実現を目指しています。
本協定は、新潟県産品の価値向上と販路拡大に加え、スポーツや健康分野と連動した地域活性化を推進することを目的としています。
会員数約47万人の食品宅配サービスで培った商品開発力や流通網を活用し、県産食材の販路拡大や高付加価値化、未利用資源を活用したアップサイクル商品の開発などに取り組んでまいります。さらに、プロ野球チームの運営と連動したスタジアムグルメやスポーツイベントを通じ、新潟の食の魅力発信を強化するとともに、食育や栄養教育、スポーツ観戦機会の創出などによる健康増進施策を展開します。
当社と新潟県におけるこれまでの取り組みを本協定によりさらに発展、強化し、より広がりのある取り組みとして展開することで、食とスポーツを掛け合わせた地域活性化モデルの構築を目指してまいります。
新潟県との「包括連携協定」による取り組み
1.当社の流通網を活用した、新潟県産品の販売拡大
Oisixにおける県産品の特集販売を定期的に実施するほか、人気商品のミールキット「Kit Oisix」等で県産食材を主役としたメニューを開発・販売することにより、県産品の認知向上と高付加価値化を図ってまいります。また、地元の生産者と連携し特別栽培農産物のフルーツなどの開発、産地拡大なども進めてまいります。
2.アップサイクル商品の開発
当社は、フードロス削減に向け、未利用資源を活用した商品開発を行っており、新潟県においては、地球温暖化によって水揚げ量が増加した未利用魚「エソ」を使った商品を開発し、Oisixやスタジアムグルメとして販売しています。こうした取り組みをさらに発展させ、規格外の県産農産物等を有効活用した商品開発・販売の検討を進めてまいります。
3.BtoBチャネルへの展開
シダックスをはじめとする当社グループ会社の給食事業(保育園、高齢者施設、社員食堂等)において、県産食材の活用やメニュー提供を推進し、県産食材に触れる機会を創出するとともに、BtoB領域における継続的な需要拡大を図ってまいります。
4.食の魅力の発信
「日本一おいしい球団」を掲げたアルビレックスBCのスタジアムグルメにおいて、県産食材を活用したメニュー開発や企画展開を行うことで、県の内外からの来場者に対して新潟の食の魅力をお届けしてまいります。
5.プロ野球チームを通じたスポーツ振興施策の継続実施
選手と県内の子どもたちが触れ合うスポーツイベント「ドリームフェスタ」の開催や、県内の子どもたちへオリジナルキャップ等を配布・寄贈し、外遊びやスポーツ活動を推奨する「ドリームキャッププロジェクト」を実施しています。こうした取り組みを今後も継続して実施してまいります。
6.スポーツ×食による体力向上や健康増進施策の実施
平日デーゲームにおける学校単位での観戦機会の創出のほか、当社グループに所属するスポーツ管理栄養士による食育栄養セミナーの開催などを通じて、体力向上や健康意識の醸成を図り、地域全体の健康づくりに貢献してまいります。
7.環境整備
スポーツ振興促進の基盤となる環境整備として、新潟県立野球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)における取り組みを進めてまいります。
▲新潟県内企業とコラボレーションしたミールキット「Kit Oisix」
▲エソを活用した「がたほーボール」
▲ドリームフェスタ
(2026年3月21日開催)
<オイシックス・ラ・大地 代表取締役社長 高島 宏平>
新潟県様と包括連携協定を締結できましたことを大変うれしく思います。当社が新潟と深く関わりを持たせていただいたのは2024年の春、66年ぶりにプロ野球の球団数が拡大され、私たちの球団を含め2球団が参加しました。これまで2年間、スポーツおよび食の領域において、新潟県の皆様にお世話になりながら進んでまいりました。本協定は、両領域における取り組みを進化させ、より面白いことをできる契機になると考えております。私たちにできる様々なことにチャレンジしていきたいと思います。
<新潟県知事 花角 英世>
オイシックス・ラ・大地株式会社様と包括連携協定を締結できましたことを大変うれしく思います。オイシックス・ラ・大地株式会社様は、安全・安心な食の提供にこだわり、品質に配慮した食品を全国の消費者に届けてこられた企業であり、食の分野において高い信頼を築いておられます。また、本県においては、プロ野球チーム「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」を通じて、スポーツ振興や地域活性化にも多大なご貢献をいただいております。
本協定の締結により、県産農林水産物の販売促進やスポーツ振興の分野で連携を進めることで、本県の魅力や価値をより多くの方々に発信していけるものと期待しております。今後も、オイシックス・ラ・大地株式会社様との連携を通じて、地域の活性化と持続可能な発展に取り組んでまいります。
新潟県は、本州の日本海沿岸のほぼ中央部に位置し、山々や信濃川・阿賀野川といった大河川に囲まれた、豊かな自然環境に恵まれた地域です。
広大で肥沃な平野を有し、全国有数の食料供給基地として重要な役割を担っています。
農業においては、耕地面積が全国第2位、米の生産量が全国トップクラスを誇り、「コシヒカリ」をはじめとする良質な米の産地として全国的に知られています。また、野菜や果実、花き、畜産物など、多様な農林水産物が生産されています。
さらに、長い海岸線を有し、日本海で育まれた水産物にも恵まれているほか、豪雪地帯ならではの良質な水資源を活かした酒造りや食品関連産業も盛んです。
新潟県では、こうした地域資源を活かしながら、付加価値の高い持続可能な農林水産業の実現や、官民連携による地域活性化に取り組んでいます。
2000年に設立。「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜など、できる限り添加物を使用せずに作った加工食品などの食品を取り扱うEC食品宅配サービスです。現在、会員数は360,703人(2025年12月末時点)で日本全国の方にご利用いただいています。2013年7月に販売を開始した、必要量の食材とレシピがセットになった、調理時間が10分から作れるミールキット『Kit Oisix』は、シリーズ累計出荷数が2.5億食(2026年2月時点)を突破しています。
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校などで給食事業を展開する「シダックスコントラクトフードサービス」、病院、高齢者施設、保育園、幼稚園などで給食事業を展開する「シダックスフードサービス」、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。
https://www.oisixradaichi.co.jp/