【イベントレポート】
食の未来は新潟にある
Regional Nexus Hub 新潟公式セレモニーにて代表 髙島の登壇&「未来へつなげるフィンガーフード」を提供
~新潟最大の統合型イノベーションウィーク「LAST NIIGATA」前夜祭にて~

 食品宅配サービスを展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:髙島 宏平、以下 当社)は、2025年11月11日(火)、新潟市で開催された新潟最大の統合型イノベーションウィーク「LAST NIIGATA」の前夜祭にて、新潟県・長野県の産官学が連携するコンソーシアム「Regional Nexus Hub(リージョナル・ネクサス・ハブ)」の新潟公式セレモニーに代表の髙島が登壇し、懇親会では「未来へつなげるフィンガーフード」の提供を行いました。当日は、Regional Nexus Hub の採択を契機に、食の領域からどのように新潟発のイノベーションを生み出していくのか、「食の未来は新潟にある」というビジョンを関係者約100名に向けて発信しました。

Regional Nexus Hub 新潟公式セレモニー 登壇者集合写真

▲Regional Nexus Hub 新潟公式セレモニー 登壇者集合写真

イベント風景

▲未来へつなげるフィンガーフード ブース

Regional Nexus Hubと新潟フードテックタウン構想

 Regional Nexus Hub は、新潟県と長野県の複数自治体、大学、研究機関、金融機関、支援機関、民間企業が連携する広域型スタートアップ・エコシステムです。
 両県が持つ精密加工技術、金属加工技術、医療機器開発、再生可能エネルギー、農業・食、観光資源 などを核に、都市単位での産業融合とグローバル展開を推進します。特に、「地域資源のイノベーション融合」を前提に、全国でも先進的な地域資源とイノベーションの融合の実例と、グローバルに展開する企業の創出を行うことで、世界の「地域融合スタートアップ」の集積を目指します。
 この中で、当社が新潟県とともに推進する「新潟フードテックタウン構想」は、Regional Nexus Hub におけるフードテック領域のフラッグシッププロジェクトとして位置づけられています。
 新潟ならではの豊かな食資源や発酵・醸造文化と、国内外のスタートアップの技術やアイデアを掛け合わせ、「食の未来」をテーマにした新たな産業・事業の創出を目指しています。

髙島宏平による「新潟フードテックタウン構想」の未来ビジョン

 当社代表取締役社長の髙島宏平からは、当社が推進する「新潟フードテックタウン構想」が進んだ先にどのような未来が描けるのかについて、「数年後に掲載されるメディア記事」を模した形式でビジョンが語られました。 スピーチ内では、フードテックに特化したファンドの組成や、スタートアップや事業者が集う拠点としての「キッチンタウン新潟」の開業、新潟県内の教育機関との連携強化などを通じて、新潟全体が「フードテックタウン」へと変わっていく未来像が描かれました。
 髙島は、「こうしたビジョンを通して、世界に注目される新潟という姿を実現していきたい」と語り、そのビジョンを現実のものとするためには、新潟にスタートアップ・エコシステムを形成していくことが欠かせないとメッセージを送りました。
※なお、スピーチ内で紹介された内容は、あくまで将来を見据えたビジョン・構想としての“仮想の記事”という位置づけであり、今後の取り組みを考えるためのイメージとして共有されたものです。

イベント風景
イベント風景

懇親会で「未来のフィンガーフード」を提供

 セレモニー後の懇親会では、世界が直面する畜産・藻場再生・フードロスといった食の社会課題をテーマに、当社子会社である株式会社ノンピのCSSO・寺井幸也氏のプロデュースによる「未来のフィンガーフード」を提供しました。
 メニューは、①地球想いの和牛とビーツのチップス ②海を育む冷製カッペリーニ ③未来の農園ブルスケッタ ④優しさプラントバーガー ⑤新潟ミルフィーユ と構成し、パンク焼き芋チップスなどの当社アップサイクル商品や、規格外の越後姫を活用したいちご甘酒、藻場再生の取り組みから生まれた「四年うに」といったフードテック由来の素材を織り込みました。来場者には、単なる“おいしい料理”としてだけではなく、「課題」と「解決のアプローチ」を同時に体験する一皿として味わっていただきました。

イベント風景
イベント風景

<参考:Regional Nexus Hub 新潟公式セレモニーについて>
前夜祭の冒頭のRegional Nexus Hub の新潟公式セレモニーが開催では、以下の登壇者より挨拶・メッセージがありました。

【登壇者】
・新潟県知事 花角 英世 氏
・AWSジャパン合同会社 代表執行役員社長 白幡 晶彦 氏
・経済産業省 関東経済産業局 地域経済部長 杉山 晴治 氏
・長野県 産業労働部長 米沢 一馬 氏
・木山産業株式会社 代表取締役 木山 光 氏
・オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 髙島 宏平

新潟・長野両県の行政、企業、NINNO 関係者など、約100名規模のクローズドな場で、スタートアップ・エコシステム拠点都市としての今後の展望や期待が共有されました。

開催概要
日 時:2025年11月11日(火)16:30~18:00
会 場:NINNO & プラーカ2
(〒950-0911 新潟県新潟市中央区笹口1丁目2)
「LAST NIIGATA」について:
「LAST NIIGATA」は、食・テクノロジー・カルチャー・スタートアップなど、多様なプレイヤーが集結する新潟最大の統合型イノベーションウィークです。地域内外のプレイヤーが交わり、新しい事業やプロジェクトが生まれることを目指して開催されています。
本イベントの前夜祭では、新潟県と長野県が共同で内閣府の「スタートアップ・エコシステム拠点都市」に採択された「Regional Nexus Hub」の新潟公式セレモニーを中心に、実行委員会や関係者が集うオープニングセレモニーが行われました。

オイシックス・ラ・大地株式会社について

 オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校、病院などの給食事業を展開する「シダックス」、買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。2019年8月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドを運営する投資子会社Future Food Fund株式会社を設立しています。2023年には新潟アルビレックス・ベースボール・クラブとスポンサーシップ契約及び資本提携契約を締結しました。

本リリースに関するお問合せ

オイシックス・ラ・大地株式会社 広報:横溝
TEL:050-5305-0549(直通) E-mail:publicity@oisixradaichi.co.jp
(上記内容は断りなく変更される場合があります/最新情報は上記お問合せ先までご連絡ください)

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