【「新潟フードテックタウン構想」イベントレポート】
第2回プレイボールイベントを実施
スタートアップ企業のプロダクトやサービスの販売支援と、新潟県内のフードテックを可視化できる”新潟フードテックタウンマップ”の作成を開始

 食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)と、新潟を中心に教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に幅広い事業を展開するNSGグループ(本部:新潟県新潟市、代表:池田 祥護)は、食文化や食産業が豊かな都市”新潟”が、世界有数のフードテックタウンとなり、食領域のスタートアップが次々に創出する環境の実現を目指し、エコシステムの構築をすすめています。2025年4月11日(金)に、「新潟フードテックタウン構想」の実現に向けた第2回プレイボールイベントを開催しました。当日は、スタートアップへの支援について参加者と議論を深め、スタートアップ企業のプロダクトの販売支援協力を募集開始することや、新潟の食関連のカルチャーや技術・研究、事業などをを可視化し起業する上で有益な情報を入手しやすくする取組を開始することを発表しました。

イベント風景

▲池田実行委員長から開催挨拶

イベント風景

▲高島実行委員長から今後の取組を発表

スタートアップ販売支援パートナーの募集と、新潟の食領域のマップ制作を開始

 当日、会場となったエコスタジアム会議室には約160名の参加者が集まり、2つの会場を中継でつないでプレイボールイベントが行われました。イベントの実行委員長であるNSGグループ 池田 弘 会長より、開催の挨拶ではじまり、スタートアップの支援についてのトークセッション、スタートアップの代表者8名からのピッチ、その後支援についてを議論するラウンドテーブルという形でイベントが進行しました。
 会の最後には、高島実行委員長より、今後の支援の取組として”販売に関しての協力をいただけるパートナー企業”を募集する発表と、食領域に関する新潟の各地の情報が集約された”新潟フードテックタウンマップ”の制作を開始する発表がありました。「パートナー企業はすでに11社に快諾をいただいており、今後100社のサポート企業の協力を目指すことで、立ち上がりの早い事業活動ができる」と、話がありました。マップに関しては「新潟県内には食領域に関してさまざまなノウハウやスキルがあるので、起業をしたい方が相談先を見つけやすくする目的」のため、関連するカルチャー、テクノロジー、事業、学校、自治体などがわかるマップの制作を進めるという内容でした。

イベント風景 イベント風景

▲支援についてのトークセッション

ピッチイベントには新潟県内外から8社のスタートアップ企業が参加、”支援”についての議論が深まる

 当構想の実現にむけて「支援」をテーマに、トークセッションでは、支援側の企業からそれぞれの事業領域に関連した支援内容や実現していくための方法が紹介され、スタートアップ企業8社から事業を紹介するピッチが行われました。前半のトークセッションで紹介された支援に関する提案と、スタートアップ各社の事業を踏まえて各企業ごとのチームにわかれてラウンドテーブルが行われ、最後、各チームから発表がありました。製造や協業においての連携先が必要であることや、人材やブランディングなど、実際のスタートアップ企業の事業内容をベースに、より具体的なニーズや課題の深掘りが行われ、今後どのような連携や必要となるのか具体的な議論がなされました。

イベント風景
イベント風景
イベント風景
イベント風景

▲スタートアップ8社によるピッチと、その後ラウンドテーブルで議論がされている様子

イベント風景
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▲議論の発表と懇親会の様子

【開催概要】
◆日 時 :
2025年4月11日(金)15:00~18:00
◆会 場 :HARD OFF ECOスタジアム新潟(新潟県新潟市中央区長潟570)
◆主催者:
新潟フードテックタウン構想プレイボールイベント
実行委員長 オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 髙島 宏平 氏
      NSGグループ 会長 池田 弘 氏

◆式次第:
1、主催者挨拶(実行委員長 NSGグループ 会長 池田 弘 氏)
2、トークセッション スタートアップの支援
  ユナイテッド株式会社 代表取締役社長 早川 与規 氏
  MTG Ventures Inc. 代表パートナー 伊藤 仁成 氏
  新潟ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役 永瀬 俊彦 氏
  FoodHack Tokyo Ambassador 西村あさひ法律事務所・弁護士 片桐 秀樹 氏
  オイシックス・ラ・大地株式会社 Oisix EC事業本部 販売企画室 副室長 神田 聡美 氏
  オイシックス・ラ・大地株式会社 Future Food Fund(CVC)村田 靖雄 氏
3、スタートアップによる事業紹介ピッチ
  株式会社日本農業 取締役COO 河合秋人 氏
  テラスマイル株式会社 代表取締役 生駒祐一 氏
  株式会社バイオガール 代表取締役 綱本麻利子 氏
  にゅーふぇいす(新潟大学伊藤龍史ゼミ)水島珠唯 氏・浦野朱音 氏
  MD-Farm株式会社 代表取締役 松田祐樹 氏
  women farmers japan株式会社 取締役 佐藤可奈子 氏
  株式会社オリゼ 部長 博士(環境共生学) 河原あい 氏
  Aisle 8 Inc. CEO Crystal Ung 氏
4、ラウンドテーブル スタートアップの支援を考える
5、ラウンドテーブル発表
6、クロージング 今後の活動について提案
  (実行委員長 オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 髙島 宏平 氏)
7、懇親会(ラウンドテーブル延長戦)
8、野球観戦

NSGグループについて

 NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する108法人で構成された企業グループです。それぞれの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域を活性化する事業の創造に民間の立場から取り組んでいます。

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オイシックス・ラ・大地株式会社について

 オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校、病院などの給食事業を展開する「シダックス」、買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。2019年8月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドを運営する投資子会社Future Food Fund株式会社を設立しています。2023年には新潟アルビレックスBCとスポンサーシップ契約及び資本提携契約を締結しました。

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Future Food Fundロゴ画像

本レポートに関するお問合せ

オイシックス・ラ・大地株式会社 広報:横溝
TEL:050-5305-0549(直通) E-mail:publicity@oisixradaichi.co.jp

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