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【そろそろ旬!】農学系女子大生が紹介する、みかんのおトクな豆知識4つ

はじめまして!昨年末は和歌山県でみかんを収穫していました。

みなさんこんにちは。Oisixのインターン生、船越です。
大学で農業を学ぶ傍ら、昨年は世界と日本各地の農家めぐりをしていました。牧場や畑、田んぼや果樹園といった生産現場には、食に関する様々なヒントが隠れています。今回はそんな中から、そろそろ本格的に旬をむかえるみかんについて、ご家庭でも役に立つ豆知識をおすそ分けいたします!

糖度だけでは語れない?おいしいみかんのポイント

酸味について注目したことはありますか?みかん農家でのファームステイ中、いちばん印象に残ったのが「みかんの糖度と酸味」の話でした。一般的にはあまり言及されませんが、酸味って実はおいしいみかんの大事なポイントなんです。
「糖度だけ高くても味にしまりが出ない。酸味があるからこそ味がしっかりするんだ」
甘さ至上主義だった当時の私には少し衝撃でしたが、たしかにおいしいみかんってちゃんと酸味があるんです。適度な酸味とそれを上回る糖度、その絶妙なバランスでみかんのおいしさは成り立っています。

じゃあそのおいしいみかん、どうやって見分けるの?

私が和歌山県でお世話になっていた11月~12月は、ちょうどみかんの収穫シーズン。収穫→選別→出荷の流れを繰り返すのですが、そこで培ったおいしいみかんの見分け方をご紹介します。
ポイントはずばり、果実のしまりと果皮の色艶。手に取るとギュッとしまった感触に、オレンジがかった艶のある皮が目印です。もし果実の断面が見られるならば、中の皮の厚さにも注目してみてください。薄いほうがおいしいんだとか!

「あ!カビちゃってる!」そんなときはタオルを一枚手にとって。

そしてみかんを箱買いするとよく出くわすのがこのパターン。ひとつ見つかるとあ、これも!あ、そっちも!なんてすでに被害が広まっていたりしますよね。そんなときは、カビのはえたみかんを処理するだけでなく、タオルを使ってそのまわりにある他のみかんを拭いてあげましょう。ポイントは、磨くようにキュッキュ。これをするかしないかで、その後のみかんの持ちが大きく違ってきます!

みかんの皮は干してお風呂に!底冷えのする夜、じんわりと体を温めてくれます。

これは、和歌山県ではなく北海道でお世話になっていたときに出会ったワザです。食べ終わったあとのみかんの皮、ふだんはそのままゴミ箱行き‥が多いのでは?
まきストーブの上に皮を広げてじりじりと、と言いたいところですが、そんな素敵な設備のない大阪にある私の実家では、セーター用の物干し網に皮を広げ、ベランダで干しています(笑)
なんでも、乾燥したみかんの皮は陳皮(ちんぴ)と呼ばれ、漢方の世界でも重宝されているのだとか。香りがいいのでリフレッシュ効果も期待できますね。
ストッキングタイプの水切りネットに皮を入れて湯船にセットしておくと、後片付けも楽ですよ。

めっきりと秋の深まりを感じるこの季節、いよいよ本格的なみかんシーズンの到来!

いかがでしたか?
日本の食卓で愛され続ける冬の代名詞、みかん。Oisixでは、10月下旬から12月にかけ、和歌山県や愛媛県、佐賀県や熊本県といった各産地のみかんが順番に届く『みかん全国食べ比べ便』のご提供を今年も開始いたしました!品種はもちろん、産地や生産者によって変わるみかんの味を、季節の移り変わりと共にお楽しみください。

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