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N-1SUMMIT2015サマリー

2015年3月4日(水)N−1SUMMIT2015が開催されました。
6回目となる今回は、約300名の優良農業者が集い、変革期を迎えつつある日本の[農]の未来について、知識を共有し、考えを深める場となりました。

N-1SUMMIT2015開催概要

日時
2015年3月4日(水)(13:00〜17:00(12:30受付開始))
主催
N−1SUMMIT2015実行委員会
開催地
きゅりあん(品川区総合区民会館)
(最寄り駅:大井町駅 TEL:03-5479-4100)
事務局
オイシックス株式会社
E-mail:n1_info@oisix.co.jp
Tel:03-5793-1207

開催レポート

2015年3月4日(水)N−1SUMMIT2015が開催されました。
[農]分野を代表する有識者が「日本の農業の未来」をテーマに議論するパネルディスカッションの後、N−1SUMMITの開催意義に共感いただいたゲストの方々より応援メッセージをいただきました。続いて、3つのテーマに分かれてパネルディスカッション形式で分科会を実施。最後に昨年のN−1SUMMIT2014リーダーズ会議の議論から生まれた取り組みであるイニシアチブ活動の発表が行われました。

第1回N-1SUMMITリーダーズ会議 会場風景

パネルディスカッション

「日本の農業の未来」
(パネリスト)
農事組合法人和郷園 代表理事/株式会社和郷 代表取締役 木内博一様
特定非営利活動法人日本プロ農業総合支援機構 理事長 髙木勇樹様
樋渡社中 Founder&CEO 樋渡啓祐様
(モデレーター)
N-1SUMMIT実行委員長 高島宏平

農協改革や地方創生など日本の農業の未来にまつわる様々なトピックについて議論を交わしました。「日本の農業の未来は明るいか」という議題については アジアの市場拡大を見込みオールジャパンで日本の食産業を盛り上げていく気運がある、とのご意見や 農協改革による環境の変化をチャンスととらえうまく活かすことができれば 勝つ人は勝つ。しかし負ける人は負ける。今後競争が激化していくだろうという意見が出ました。

パネルディスカッション風景

分科会

テーマ1「次世代を担う農業人材の確保・育成」
(パネリスト)
静岡県 経済産業部 みかん園芸課 主査 大場聖司様
NPO法人農スクール 代表理事/株式会社えと菜園 代表取締役 小島希世子様
有限会社セイフティ 代表取締役社長 重松隆様
(モデレーター)
株式会社マルタ 代表取締役社長/佐伯農園 代表 佐伯昌彦様

「農業という職業は農業に携わっていない人からすると見えにくい部分があるため、より分かりやすくし、参入しやすい状況をつくることが重要」という意見や、「農業を大きな産業として活性化していことにより、多様な人材が入ってくることにつながる」という意見がありました。

テーマ2「有機・自然農法とその共感マーケティング」
(パネリスト)
株式会社金沢大地/金沢農業/アジア農業株式会社 代表 井村辰二郎様
久津間農園 園主 久津間紀道様
一般社団法人MOA自然農法文化事業団 業務執行理事 工藤彰治様
(モデレーター)
有限会社三扇商事 代表 佐藤泉様

「地域一丸となって取り組む有機栽培」については、15年ほど前には有機栽培が知られておらず苦労が多かったが、最近では消費者の方が温かい声をかけてくれるようになり有機農法が市民権を得てきたと感じるというお話や、消費者の声を聞き自然農法に取り組んでみようと考える農業仲間が増えてきているという意見が出ました。「まぼろしの野菜」については、その地域にいかないと食べられないものは、村おこしの原動力になる貴重な地域資源である。お客さまと生産者とが顔が見える関係でやってこそ、気づくことも多いとのお話もございました。

テーマ3「今後の農産品輸出と海外生産の可能性」
(パネリスト)
有限会社アイアンドアイ フルーツ グロワーズ 専務取締役 伊東厚様
有限会社 信州ファーム荻原 専務取締役 荻原昌真様
有限会社 アグリクリエイト 代表取締役会長 齊藤公雄様
(モデレーター)
株式会社農業技術通信社 代表取締役 昆吉則様

近年農産物の輸出は増えており今後も輸出額を増やす取り組みが広がっている中、海外市場に向けて日本の農作物はおいしいという認知度をより高めていく取り組みが必要なのではという意見や、ある程度の輸出リスクを生産者に課すことにより中間配分をなくし輸出コスト低下につなげようという考えや、現地生産によって日本のもの(MADE in JAPAN)として売るほうがいいのではというご意見が出ました。

分科会風景

イニシアチブ活動発表

議論だけではなくアクションを進めていくために昨年のN−1SUMMIT2014リーダーズ会議から生まれた取り組みについて、発表されました。

輸出に向けたJAPANブランドのトマト輸出
N-1トマト部会 部会長 伊原 努
オイシックス株式会社 執行役員 高橋 大就

産地間連携の皮切りとして、オールジャパンで日本のトマトの海外輸出を拡大していこうというN-1トマト部会の活動発表が行われました。日本各地で連携しトマトの生産を行う「リレー生産体制」を整え、栽培基準、トレーサビリティー、安全基準はもちろん、糖度など品質にも出荷基準を設けていこうという原案が発表されました。

水田農業イノベーションと子実トウモロコシの地域自給について
(株)農業技術通信社代表取締役
「農業経営者」編集長
昆 吉則

これまでゼロだったとうもろこしの国内生産量を、技術大国である日本で水田イノベーションにより地域時給していこうという活動の報告が行われました。子実とうもろこしを水田で栽培した場合、飼料作物として交付金を受給することができお米よりも低コストで生産ができ、投下資本あたりの収益性が高いため期待しているというお話がありました。

イニシアチブ活動発表風景

ゲストスピーチ

N−1SUMMITの開催意義に共感いただいたゲストの方3名より応援メッセージをいただきました。

野菜を作るアナウンサー「ベジアナ」 小谷あゆみさん:
農業に携わっているお年寄りは元気。田畑が誇りや生きがいの場となり、健康長寿につながっています。都会の小さなベランダ菜園でも“農”に親しみを持てば、生産者をリスペクトするようになります。おいしい農産物を作ってくれてありがとうございます!

タリーズコーヒージャパン創業者、「日本を元気にする会」代表、参議院議員 松田公太様:
海外の著名な投資家に「いま日本でビジネスを始めるならば農業」と言わせるほど、農業には大きなチャンスと可能性がある。日本の素晴らしい食を海 外に伝えるというミッションを、農業の皆さんと共に実現していきた いです!

株式会社ガルテン代表、ライフプロデューサー 村上萌様:
農業は自然が理由であるがゆえに、絶対に隣の人と違うものができる。消費者たちが自分のライフスタイルをつくりたいと考える中でフィットできるのが農業ではないかと思います。皆さんと一緒に企画していけたらと思っています!

ゲストスピーチ風景

農林水産大臣ご挨拶

「農家・オブザイヤー」受賞者への激励のお言葉や、N-1SUMMIT参加者が回答したアンケート結果について「大変興味深い」とのご感想をいただきました。
また、「農協改革は、改革を進める仕組みを作ったということであり、今後、実際に多くの農協でうまくいくような支援や、農協以外の経済主体による積極的な活動も必要である」というお話もございました。

農林水産大臣ご挨拶風景

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コンタクト
N-1 SUMMIT実行委員会 事務局
n1_info@oisix.co.jp
03-5793-1207